母子登校の終わらせ方〜①試行錯誤

小学校

試行錯誤の日々

こんにちは、超ひさしぶりの更新で自分の三日坊主癖を再認識したK子です。

その後、K太との母子登校がどのような経緯を辿ったかを書いておきたいと思います。

小学校入学から夏休みまで1学期の間、母子登校が終わることはありませんでした。

その間、私の学校内の居場所は、教室横の廊下→1年生仲間室(支援学級用に確保されていた空き教室)→図画工作室→第二理科室 とその時の学校の状況にあわせて移り変わっていきました。

6月頃になると大分学校に慣れてきたK太。仲良くなった同じクラスの支援学級友達2人とつるんで、授業中でも教室から飛び出し、校庭のブランコで遊んだり、虫取りしたり、泥遊びや水遊びをしたり好き放題し始めました。

1人ではなかなかここまで自由し放題にはならなかったと思いますが、K太と同じ様に教室でじっとしていられない多動傾向の男の子が同じクラスに2人いたことで3人はトリオ化し、拍車がかかってしまいました。

トリオの1人を捕まえてる内に2人はどこかへ逃げてしまうといった調子で、まるで校内鬼ごっこしているかの状態になることが日常化。

これには支援担当の先生1人で対応できるわけもなく、校長先生やら教頭先生やら手のあいた先生が次々とあらわれ、厳しく注意してみたり、優しくさとしてみたり、あの手この手でなんとか落ち着かせようと試行錯誤して下さっていました。

別室待機している私もさすがに静観していられず、先生方に混じって3人を探したり、付き添いしながら声かけしたりとお手伝いに加わっていました。

なんとか教室で授業を受けさせようと先生も私も躍起になっていたものの、勉強しようと言えば言うほど逆効果になっていたような。今思ってもアプローチが間違っていたなあと思います。

その時もこのやり方では上手く行きそうもないと思ってきた私は、何か他にいい方法はないものかと模索しはじめました。

そこでやってみた方法は、

  • がんばりポイントカードをつくる(やらなきゃいけない行動が出来たらシールやスタンプを貼る
  • 大好きなマイクラキャラでご褒美シールをつくる
  • 学校に行く前に今日の授業の見通しを一緒に確認する
  • 1つだけでいいので今日はこれを頑張ると本人に決めてもらい紙に書いて持たせる

どれも何もしないよりは効果があったように思いますが、そのうちに興味をしめさなくなってしまい、継続して効果を発揮する方法ではありませんでした。

そんなこんなしているうちに、K太がつるんでいる友達と喧嘩した時なんかに、怒ってちょいちょい学校から勝手にでてしまうことが出てきました。

すぐ気づいて止めることが出来るといいんですが、なにせどこにいるのか居場所をいつも把握するのが難しいため、出ていってしまっているのに気づくのが遅れると行方不明として大騒ぎになります。

これには危機感が高まり、対応策として小さなポーチにGPS機器をいれ、ロックできる安全ピンでズボンのポケットに止めることにしました。

こうしたことで校内で姿が見当たらなくなった時も、GPSをチェックすると大体あの辺りにいるなと場所がわかるように。便利な時代になったもので、今もこれは続けていて、いざと言う時の必須アイテムになっています。

そのうちに、母子登校は終わることなく1学期が終わり、夏休みに突入してしまいました。

〜つづく〜

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