夏休みから2学期に向けて
こんにちは、K子です。前回からの続きです。
夏休みに突入して少し経った頃、K太の学校のクラス担任の先生、支援担当の先生方と、K太のクラスで支援級に入っている子供達のお母さんで話合いが行われました。
K太のクラスで支援級の子供はK太を含めて4人いて全員男の子。その内の2人は前回にも登場したとおり、K太が一緒につるんで好き放題している多動傾向の男の子、EくんとGくんです。
私は1学期中母子登校していたため、3人が授業中も教室から出て好き放題しているのは現場で見て知っていたのですが、Eくん、Gくんのお母さん方も学校の先生からの連絡でどんな様子かは大体聞いていた模様。
学校側も2学期からは対策を何かしなければなるまいと、先生達で会議して色々と話し合って下さっていたようです。
その結果、ご提案頂いた策というのは・・・
- シフトをきっちり決めてK太のクラスの支援指導に入る先生の人員を増やす
- 教室で授業を受けるor仲間室で勉強するを、K太、Eくん、Gくんで毎日割り振りを決めて行う
- 仲間室の設備を充実させて、教室にいられない時安心して居られる場所にする
どれも有難いご提案で、他のお母さん方も大賛成でした。
もともと、支援が必要な子供4人のうち、3人が多動でじっとしていられないやんちゃタイプとなると、支援担当のM先生1人できっちりフォローするのは到底ムリな話に思えます。
4人の中でただ1人、多動があまりなく授業中も教室で座っていられるのはNくんだけですが、彼は彼で学習支援が必要なんだと彼のお母さんから聞いたことがありました。
M先生が教室から出て行ってしまう3人をなんとかしようとしている間、Nくんをフォローする先生がいなくなってしまうので、私はその事を以前から申し訳ないなあと感じていました。
支援に入る先生を増やして頂けるのはみんながフォローを受けれるようになる方向で、本当に有り難く喜ばしいことでした。
Gくんのお母さんから、授業を割り振るんであれば、前もって家でも予定を伝えた方がスムーズになるのではという意見がでて、何時間目を誰が教室で受けるか割り振りを書いた1週間の時間割り表を前もって頂けることになりました。
なんだか2学期から、事態は好転しそうだという予感に包まれて学校での話し合いは終了しました。
家に帰ってから、夫に学校での話し合いの結果を伝えて、2学期に向けて夏休み中に家で何か出来ることはないか作戦会議しました。
そこで決めたのが、
- 学校の楽しい話を時々して(K太の好きな友達や遊び、お気に入りの給食など)ポジティブなイメージ付けをする
- K太が1人で学校で過ごせるようになることは、パパもママもじいじもばあばもみんな嬉しいことなんだとたまにさりげなくアピールする
- 学校でどうしても不安になった時、寂しくなった時は、先生のスマホからいつでも連絡できるよ、いつでも助けに行くから安心だよ、と時々伝える
スマホでの連絡については、1学期の終わり頃にM先生と連絡先交換をして了承を頂いていたのですが、その時はK太に説明しても、私が帰ってもいいということになりませんでした。
でも、安心材料にはなると思っていたので、夏休み中に時々アピールしていくことにしました。
とにかく、K太の持つ学校への漠然とした不安感を払拭するため、学校に対する安心感を上げること、そして、母子登校していることについてK太をせめたりたしなめたりすることは厳禁とし、まあそういうこともあるね、ぐらいのスタンスで接することを夫と約束し作戦実行していくことにしました。
〜続く〜
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