ASD男子とくもん教室

教育・習い事

コロナ禍にてマスク問題勃発

こんにちは、暑くて外に出たくないK子です。

今回はK太が療育以外で頑張っている習い事、くもん教室について書きたいと思います。

私K子の母、K太にとってはおばあちゃんのYたん(母は孫におばあちゃんと呼ばれるのが嫌らしく、自分のことをYたんと呼ばせています・笑)は、私が幼い頃から自宅でくもん教室をやっていました。

そして私や私の姉や妹も、家がくもん教室なので当然のごとく幼い頃からくもんをしていました。

元?ラーメンズの片桐仁さんもお母さんがくもん教室をされてて勉強させられたみたいなお話されてたのを聞いたことがあって、うちと一緒やん!とシンパシーを覚えたことがあります。

最近でもよくくもんの先生になりませんか?的なCMを見かけるし、私が住むあたりの地域だけでもちらほらと何軒か教室があることを考えても、家がくもん教室パターンは珍しいことでもないんだろなあと思います。

母は60代になった頃くもん教室を閉めて引退したのですが、自分の孫たちにももちろん、くもん学習をすすめ、母親の私たちもそれを自然な流れとして受け入れました。

孫たちの中で一番年長の姉の娘は、くもんで叩き上げられ勉強が得意な子になりました。県で一番の県立高校に通い、今春から国立大学に進学しました。

母の娘たちは私をふくめ、勉強がすごく出来たかというと「まあまあ」な感じの仕上がりでしたが、孫たちは成果がでつつあるといっていいでしょう。

K太も発達障害が云々という話が起きる少し前2才頃から幼児を受け入れているくもん教室に通い始めました。

幼稚園年少、年中あたりまでは、学習内容もやさしく楽しい雰囲気なので、教室に行くのを嫌がることはありませんでした。

ただ、教室がショッピングモールの一角にあり、教室にたどり着くまでにお菓子売り場やおもちゃ売り場を通りがかってしまうので、そちらにひっかかって教室に着くのに時間がかかるということはしょっちゅうあり、そこはすごく苦労しました。

年長くらいになってくると、プリントの内容も勉強らしくなってきて、難しいからやりたくないという時もでてきましたが、そういう時はサクサク解ける前の内容の復習に戻るということで無理せず進めていました。

その時期あたりに教室に変化が起こります。教室主催のベテランの年配女性の先生がお年のため引退することになり、その教室は新しい男性の先生に引き継がれることになりました。

そして、小さな子の扱いにもなれた頼りになるスタッフの先生たちも独立するなどで、総入れ替えとなったのです。

この新体制になった頃から、K太のくもん教室を嫌がる感じがひどくなります。

というのも、当時はコロナ禍真っ最中ということで、教室内はマスク着用必須でしたが、K太はマスクが息苦しく感じるらしく、つけ続けるのがすごく苦手でした。感覚過敏があるのかも?と私は思いましたが、はっきり判断はつきませんでした。

なんとなくずらしてつけて、一応つけてる感を出してはいたのですが、新しい先生はマスク着用にとても厳しく、きちんとつけていないと注意され続けるし、時には「マスクをつけていられないなら帰れ」と言われたこともありました。

はじめはルールを守るのは大切なことだし、注意をうけてもしかしたら出来るようになるかもという思いもあったので、行きたくないとグズリがひどくても、あの手この手でなんとか行かせていました。

でもある日ついに、くもん教室から脱走してしまうという事件が起こりました。脱げ出してしまうほどストレスがかかっていることに驚くと同時に、気づいてやれなかったことを申し訳なく思いました。

K太を捕まえた後、先生に、K太は発達障害があり感覚過敏でしんどいのかもしれないですとお話しをしたものの、「前にちゃんとつけていた時もあるからやろうと思えばできる」的な事をいわれました。

「いや、それは超我慢してただけでついに爆発してこんなことになったのでは?この先生は理解する気もなく融通がきかなさすぎてあわない。こりゃだめだ・・・」と思った私は、帰宅してすぐに姉に連絡しました。

というのも、姉の2番目の娘が行っているK太とは別のくもん教室がオンライン教室をやっており、教室日はZOOMをつないでくもんしているという話を聞いたことがあったのです。

教室変更、オンラインくもんへ

オンラインならマスクをつけられなくてもいいし善は急げということで、早速教室を変わりたいと例の先生に伝えたところ、マスクのトラブルでややこしい子と認識されていたせいか(被害妄想?)、とてもスピーディに転出の手続きをとって頂けました。

転入した新しい教室の先生は、やり手と評判のベテランの女性の先生で、サバサバした感じが私的にとても好印象でした。

前の教室は、K太の発達障害がわかる前から通っていて問題なく通うことが出来ていたので、発達障害についてあえてお伝えしてはいませんでしたが、今回は教室を変わる理由を説明する自然な流れで発達障害についてお話しすることになりました。

お話を聞いて下さった先生は経験豊富なベテランらしい反応で、特性のある生徒さんは他にもいるし、支援学級で教えていた先生のスタッフもいますから心配ありませんよ!と心強いお言葉を頂きました。

さらに印象に残ったのが、その子の理解度によって進めていくくもんは発達障害がある子にあってると思いますよと仰っていたこと。

確かに学校とは違い、自分のペースでクリア出来たら次の内容へと進めていけるし、何度も繰り返し復習しながら習得するスタイルは、K太にはあっているように思います。

教室で長時間じっと座り先生のお話を聞く授業になかなか参加することができないことを考えると、くもんが少しでも学習フォローになるといいなあと、正直思わずにいられません。

結論、教室を変わって大正解!

オンラインくもんに移ってから、慣れるまでどうかな?と思ってましたが、1~2回で、ZOOMをつないで教室学習することにすんなりなじんだK太。

マスクのストレスがなくなり移動の手間もなくなったことで、時間に余裕までできて、段違いに落ち着いて学習に取り組めるようになりました。

以前の教室は連れていくのにも一苦労していたことを考えると、教室を変わることを決断して大正解だったと思います。

そして、今現在、マスクの義務が緩和され教室でつけなくても良いということになったので、1週間に2回ある教室日の1回はオンラインで、1回は教室で、といい感じにリアル教室にも通えるようになってきました。

今の教室の先生について、「ママより全然教え方が上手い!!」とK太は絶賛していて(そらそうだろ)本人にとても合っているようです。

学校でもそうですが、先生との出会いって運次第だなあといつも思っていて、習い事にかぎっていうと、そこに通うか通わないかは選べるのだから、「この先生、イマイチかも」と思ったらフットワーク軽くやめたり変わったりするのもアリなんですよね。

難しいところがある我が子だからこそ、本人にプラスになるどうか、私が見極めようと意識することって大切なんだなあとあらためて思いました。

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