母子登校は果たしていつ終わるのか?〜その②仕事との両立

小学校

母子登校と仕事

こんにちは、寄り添って母子登校することに腹をくくったK子です。

K太は通常の公立小学校にある、特別支援学級に在籍しています。

インクルーシブ体制になっており、普通学級の中に支援学級の子達の席もあって一日中同じ活動をするスタイル。

クラス担任の先生と、支援担当の先生が常に教室にいて、支援学級の子供たちのフォローを支援担当の先生がされています。

K太の様子から母子登校がなんだか結構続きそうな予感がした私は、まず支援と担任2人の先生に、学校に付き添って来ている間、机を借りて仕事させてもらえないか相談しました。

私はフリーのグラフィックデザイナーという職業柄、幸いPCがあればどこでも仕事が出来ます。

特にもうかる仕事でもないけどこういう時はありがたく、ボリュームのある案件は避けて軽い仕事だけすれば、きっとなんとか両立出来るはず••と思いました。

クラス担任の若い先生はこの相談に戸惑った様ですが、支援担当のM先生は年季の入ったベテランならではのおおらかさで即OKして下さいました。

廊下にあるコンセントまでちゃっかり使用許可をもらい、夫のポケットwifiを借りてネット環境もバッチリ。

こうして、K太のクラス前の廊下の壁際に机と椅子を置いて、K太を見守りながら仕事する日々が始まりました。

教室前の廊下に机があって、PC作業している謎の中年女性が座っている。

これははたからみると、たぶんかなり???な光景です。

幼稚園から一緒の顔見知りの子供達は

「K太のお母さん、おはよー!」「何してんのー?」「なんでここにいんのー?」

と人懐っこく声をかけてきます。

K子
K子

K太が学校が苦手って言うから一緒についてきてるんだ〜ハハハ

と、シンプルに答える私。時には、

先生、これ落ちてました〜」「先生、これどうしたらいいですか?」

などと先生に間違われることもしばしば。

K子
K子

私先生じゃないからわからないんだ、ごめんね〜!!ハハハ

と答えると、みんな「じゃああんた誰なんだ」と言う顔になりますが、説明するのもややこしいのでそのまま流してみることに。

授業中は廊下は静かになるけど、休み時間に入ると子供たちが出てきてガヤガヤとなります。

私のPCに興味をしめして寄ってきてしまうので、休み時間は机にPCをしまいなるべく無になって存在感を抑えようとしてみましたが・・・

休み時間に限らず、授業中もK太がちょこちょこ廊下に出てきて、

K太
K太

ママ〜抱っこしてぎゅーしてー!

などと赤ちゃん返りしたように甘えてくるので、超目立つし全く仕事が進まない!!

多動傾向のK太は元々落ち着いて着席するのが苦手。

教室内をウロウロ立ち歩き黒板下でゴロゴロ寝そべったりすることもあるほどです。

私が廊下にいるのでなんとか教室内には留まっているけど、歯止めがないと教室から出てどこかへ行ってしまうかもしれません。

1人で学校で過ごせる、さらにその先のハードルの高さをヒシヒシと実感しながら、K太がでてくると着席と授業への参加を促し、少しでも出来たら褒めるを繰り返す。

結局、仕事のこなせる量は通常の半分がやっとというところなのでした•••

〜続く〜

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