母子登校の終わらせ方〜③成功

小学校

2学期が始まって

こんにちは、K子です。2023年もよろしくお願いいたします。

母子登校について前回からの続きを書いておきたいと思います。

夏休みのイベントをたくさん楽しんで、宿題もなんとか終わらせて迎えた2学期。

夏休み中の学童は行き渋りがあり中々苦労しましたが、2学期初日の学校への登校渋りは全然ありませんでした。

久しぶりに友達と会えるのが嬉しいようで朝から足取りも軽いK太は、お供に私を引き連れて学校へ到着。

私は、2学期初日のこのタイミングを逃してはなるまいと心の中で思いながらも、とりあえずは教室まで着いて行き、宿題提出や荷物の片付けを促しつつ、頃合いを見計らっていました。

そこに支援担当のM先生がやってこられたので、朝の会が始まる前のこのタイミングがベストと判断し、おそるおそる私は帰宅することをK太に伝えました。

K子
K子

K太、じゃあママは帰るね。お話したくなったらM先生にママに電話してもらったらいいからね。

K太
K太

うん、わかった〜

ええーー!めちゃくちゃアッサリ!!と心の中で驚愕しながらも、ススーッと教室を出た私。

やっぱり帰ったらダメー!とK太が追いかけてくるのではと、後ろを時折振り返りましたがそんなことは起こらず、小学校に入学して以来初めて、私は朝のうちに無事帰宅出来たのでした。

ことがあっさり成ったことにちょっと拍子抜けした感じもありましたが、これでやっとしっかり仕事ができる…と喜びがじわじわ。

翌日、翌々日、と同じ様に登校の付き添いはしつつも私は朝に帰宅することに成功し、回を重ねるごとにそれが普通のようになっていきました。

成功の理由

なぜ母子登校を終わらせることに成功したのかをあらためて考えてみると、

  • 小学校の環境になれてきて、K太の中の不安感が払拭されつつあった
  • 夏休み中に学校について声かけしていたことで、K太の中で2学期の見通しがついた
  • ママがいなくても何かあったらすぐに連絡してもらえるということで納得した

ということなのだと思います。

K太が幼稚園の頃はあまり気づいていなかったのですが、小学校という大きく環境が変わり不慣れな場所に通わなければいけないということは、K太にとってかなりハードルの高いことだったのだと今回のことでよくわかりました。

ASD(自閉スペクトラム症)の特性といわれる「不安感が強い」という部分が、K太にもしっかりあるんだとあらためて感じたことで、今後同じような機会には、K太の不安感を事前に和らげるような「見通し」や「納得感」をつくる取り組みをしていこうと思いました。

春には進級も控えてることですし、まだまだ奮闘は続きそうです。

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